■出版協プレゼンツ(第1報ご案内)
シンポジウム「出版社の経営改善・事業承継 いま、起きている出版界の構造変化にどう対応していくのか」
【進行】
◇三氏によるプレゼンテーション
1)星野 渉氏 文化通信社専務取締役
「米国の出版業はどう再編され、日本では何が起きているか」(仮題)
2)秋元康男氏 文化産業信用組合理事長
「出版業が激動期を乗り越えるために、金融機関をどのように利用できるか」(仮題)
3)中町英樹氏 日本書籍出版協会専務理事
「直面する経営課題を明らかにし、事業承継に向けた経営改善で取り組むべきこと」(仮題)
◇参加者との質疑応答
[開催]10月22日(月)
[時間]17:30〜20:30(開場17:00) 3時間
[参加費]一般2000円(出版協会員/賛助会員=1000円)
[定員]50名(予定)
[会場]小石川運動場会議室(JR飯田橋駅、地下鉄後楽園駅/歩5分)電話03(3811)4507
【予想される内容から】
「2025年、団塊の世代すべてが75歳以上になる時代が到来する。社長年齢別では60歳代が54%、70歳代が43%、80歳代以上が35%と高齢化が進み、全体の3分の2の企業が後継者がいないとされる(帝国データバンク「後継者問題に関する企業の実態調査」(2017年11月)。
さらに全産業で後継者問題、事業承継が深刻な問題になり、事業承継が行われない場合、22兆円規模の経済損失と大量の雇用機会の喪失が避けられないとされている。
とりわけ、出版業界では構造変化が起きており、個々の企業の経営状況の改善とその先にある事業継続の問題が焦眉の課題になっている。経営改善、事業承継の課題は3年から5年の期間を必要とする喫緊の課題である。
この課題をそれぞれの第一線で取り組む講師にプレゼン/討議していただく。
●講師のプロフィール(敬称略)
星野 渉:文化通信社専務取締役。長年、出版業界の変化を見続け、これからの出版業界の動向、出版社が直面している経営課題、とりわけ米国出版界の「インプリント」と呼ばれる資本統合によって、ビッグ5に集約された過程から日本で起こる業界の再編過程を予測している。文化通信社の新規事業として「出版事業承継サポート事業」を開始した。
秋元康男:文化産業信用組合理事長。出版業界の資金需要、経営相談に特化した金融機関。日本政策金融公庫東京支店などと連携して出版及びその関連産業の「事業承継サポート事業」を開始。金融の立場から出版業の分析指標と支援枠組みを提言する。
中町英樹:日本書籍出版協会専務理事。中小企業診断士。会員の事業承継問題などに対応する「経営相談室」を開設。出版業界の経営改善、事業承継の課題に第一線で取り組んでいる。
[参加申し込み・問い合わせ]一般社団法人・日本出版者協議会(出版協)事務局/水野寛
113-0033 東京都文京区本郷3-31-1盛和ビル40B
申し込みは、出版協へメールでお申込みください
mail:shuppankyo@neo.nifty.jp
http://www.shuppankyo.or.jp
TEL:03-6279-7103/FAX:03-6279-7104
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