ICTを活用した資料へのアクセス環境整備に関する要望書

※国立国会図書館に、5月29日付で要望書を提出しましたことをご報告いたします。


2020年5月29日

国立国会図書館長

吉永元信 殿

                          一般社団法人日本出版者協議会

                       東京都文京区本郷3-31-1 盛和ビル40B

                        TEL:03-6279-7103/FAX:03-6279-7104

                      (賛同団体)図書館休館対策プロジェクト

                      (賛同団体)特定非営利活動法人HON.jp

 平素より、資料収集と提供にご尽力されていることに、敬意を表します。

 現在、新型コロナウイルス感染症予防対策のため、貴館を含む多くの図書館が利用困難な状況にあります。

 利用停止につきましては、図書館職員様・利用者の皆様の安全のためには、止むを得ない措置であることと認識しております。

 しかし同時に、学生・研究者をはじめとした利用者が、長期的に資料にアクセスできない問題が深刻化しております。

私ども出版者・言論人・著作者もまた、出版物・著作物の正確性を担保し、活動を維持する上で、資料にアクセスできる状態を切実に求めており、早急に、そのような環境が整備される必要があると考えております。

 特に4月15日の遠隔複写受付休止以降、資料へのアクセスの困難はより大きなものとなり、環境整備の必要性はますます高まっております。

 つきましては、この新型コロナ禍の現状における、期間を限定した緊急措置として、国立国会図書館法2条、21条の図書館奉仕の精神にのっとり、ICTを活用した著作物の円滑利用のための環境を整備して頂きたく、要望申し上げる次第です。

 そのために必要とされる調査等につきまして、著作権者を擁する団体として協力して参りたいと存じます。

 また、今後は同様の事態においても、資料へのアクセス環境が損なわれることがないよう、対応策の検討・実施を進めていただきますよう、併せてお願い申し上げます。

                                       以上

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