top of page

「すごいルール」は出版界を持続させ得るのか(ほんのひとこと)

いま、出版界の最大の問題が、「書籍の適正流通を目指して」(2018年3月、日販)で公表された取次の構造的赤字状況と、アマゾンによる「再販制浸食」「直取引勧誘」であるだろう。 この2つは、相互に関連した問題でアマゾンとは何かと思っていたら、たまたま図書館の棚で目の入った『アマ...

3月に出る本(新刊選 通巻301号)

出版協会員社から出版される新刊情報です。下記URLからPDFをダウンロードしてご覧になれます。 https://docs.wixstatic.com/ugd/3bd40b_dbaee09512f343968882a4f258fc1566.pdf

新刊紹介でのカバー画像(書影)の使用について(ほんのひとこと)

出版協では、毎月1回、理事会を開いている。そこでは、会の運営全般などが主なテーマとなる。そのほか、議題というほどではないが、出版活動上で疑問に思ったことや法律問題が出されることがある。今月の理事会で、ある理事出版社から、新刊紹介での書影使用について話題が提供された。...

【声明】首相官邸による内閣記者会への申し入れに抗議する

昨年末、上村秀紀・総理大臣官邸報道室長の名前で、内閣記者会加盟社宛に、「東京新聞の特定の記者」による質問内容が「事実誤認」であり、「正確でない質問に起因するやりとり」は「内外の幅広い層の視聴者に誤った事実認識を拡散」させることで「記者会見の意義が損なわれる」ので、「当該記者...

2月に出る本(新刊選 通巻300号)

出版協会員社から出版される新刊情報です。下記URLからPDFをダウンロードしてご覧になれます。https://docs.wixstatic.com/ugd/3bd40b_98405acc22524ffca526942a3f71c5ea.pdf

「本はアマゾンで」でない未来を(ほんのひとこと)

アマゾンジャパンが、1月31日、書籍の買切り販売を開始すると発表したと一般紙が報道した(2月1日)。出版社との直接取引で買切り、一定期間は出版社の設定価格で販売し、その後は、出版社との協議により値下げ販売する、という。アマゾンは、一昨年の「バックオーダー発注中止」に見られる...

1月に出る本(新刊選通巻299号)

出版協会員社から出版される新刊情報です。下記URLからPDFをダウンロードしてご覧になれます https://docs.wixstatic.com/ugd/3bd40b_c90a1fd364cb4e71910daf04cebdf226.pdf

存在有理(ほんのひとこと)

かつて古くからその土地で営業している店の斜向かいに、同業の資本の大きなチェーン店が出店した。 チェーン店は集客のため、ポイント付与などを展開し何とか開店は成功したといえた。 決して利の厚い商売ではない。 古くからの店はたたむ事になった。 ライバルはいなくなった。...

12月に出る本(新刊選通巻298号)

出版協会員社から出版される新刊情報です。下記URLからPDFをダウンロードしてご覧になれます。 https://docs.wixstatic.com/ugd/3bd40b_0af7b34df52048598fcb969df5796c61.pdf

続・秋の変/出版流通を守るために必要なこと(ほんのひとこと)

今年9月に起きた、取次配本遅延の問題(見本出しから配本まで3週間以上かかった問題。2018年9月の「ほんのひとこと/秋の変」に詳しい)に関してその後、出版協は大手取次三社(日販、トーハン、大阪屋栗田)宛てに、何が起きたのか説明を求める文書を9月28日に送付した。これに対し、...

11月に出る本(新刊選通巻297号)

出版協会員社から出版される新刊情報です。下記URLからPDFをダウンロードしてご覧になれます。ダウンロードしてご覧になれます。 https://docs.wixstatic.com/ugd/3bd40b_add7c7996a3243d3bccb4f854ea9149c.pdf

『新潮45』問題から考える(ほんのひとこと)

●休刊が決まった『新潮45』  このかん、「言論の自由」と「出版社の責任」をめぐって話題となったのは、なんといっても自民党の杉田水脈議員の、「LGBTは子供を作らない、生産性がない」との論文を掲載した『新潮45』にたいする批判の高まりと、新潮社による謝罪と同誌の事実上の廃刊...

10月に出る本(新刊選 通巻296号)

出版協会員社から出版される新刊情報です。下記URLからPDFをダウンロードしてご覧になれます。 https://docs.wixstatic.com/ugd/3bd40b_a8a1821d393f49c5859378149c5a8e61.pdf

秋の変(ほんのひとこと)

取次の配本が突然、見本から3週間以上も先になった版元があった。これは前代未聞である。どれだけの版元がこうした状況になったかは、まだ不明ではあるが。これまで確かに幾つかの版元については、配本日の事前登録と予約が行われていたようで、予約の日に見本が出ないと、最悪1か月は配本日が...

シンポジウム「出版社の経営改善・事業承継 いま、起きている出版界の構造変化にどう対応していくのか」 

■出版協プレゼンツ(第1報ご案内) シンポジウム「出版社の経営改善・事業承継 いま、起きている出版界の構造変化にどう対応していくのか」 【進行】 ◇三氏によるプレゼンテーション 1)星野 渉氏 文化通信社専務取締役 「米国の出版業はどう再編され、日本では何が起きているか」(...

9月に出る本(新刊選 通巻295号)

出版協会員社から出版される新刊情報です。下記URLからPDFをダウンロードしてご覧になれます。 https://docs.wixstatic.com/ugd/3bd40b_4551ad2ec08f46e88cceec914f0f2c73.pdf

インターンK・H女史(大学院生)に「出版」について聞いてみた(ほんのひとこと)

例年、弊社では一橋大学の大学院生(言語社会研究科所属)を「インターン」として迎えている。今年も8月上旬からひとりの女性(修士1年)が週2日(全10日)、社に来ている(もうかれこれ5年目ぐらいになるだろうか)。 彼女のインターン志望動機としては、仲間たちとともに学部生(横浜国...

bottom of page